①なぜ一般社団法人を設立するのか

一般社団法人設立にあたって、最も大切なこと。それは設立する明確な目的があるかということです。

この明確な目的がないと事業継続はうまくいきません。強くて頑丈な柱のない家は地震が来たらすぐ壊れてしまいます。

 

法人を運営していると幾度となく思いもよらない出来事が発生します。予想外の出来事にも負けない明確な目的を持つことで困難を乗り越えることが可能になります。

これが事業継続するための1つ目のカギです。

 ②あなたの考えに賛同してくれる仲間はいるか

事業継続をさせるためには、あなたの志や成し遂げたいことに賛同=価値観に共鳴してくれる仲間や協力者がいるかということです。この仲間はできるだけたくさんいた方が良いでしょう。

 

法人を運営するにあたり、一緒に行動してくれる人、提携関係を築いてくれる人や企業、あなたが判断に困ったときに助言してくれる人など。

あなたの目的や考えに対して、賛同してくれる仲間や協力者が多ければ多いほど、巻き込み力は強くなり事業継続の確率が高くなります。

これが事業継続するための2つ目のカギです。

人は、何ひとつとして一人でことを成し遂げることはできません。
例えば、法人設立のために必要な事務所を借りる場合、不動産を仲介してくれる業者、大家さん、事務所見学に行くときに乗る公共交通機関や自動車、賃貸借契約書に押印する法人の印鑑を作成してくれた業者。
事務所の契約一つをとっても多くの人の力を借りていることがわかるでしょうか?

③その事業に情熱を持てるか

経営者は事業に対する熱量が大切です。あなたが、どれだけの情熱をもって事業にあたっているかは、周りの人にも影響します。共同経営者、従業員、お客様・・・

熱い情熱をもっていると自然とあなたやあなたの会社のファンが集まり、事業を応援してくれるようになります。

私自身もそうでした。一人で起こした事業も、熱量を持った言葉や行動により自然と応援者が集まり、まだまだ未熟ではありますが、現在は名駅に事務所を借りスタッフを雇用できるまでに成長しました。

情熱も、人を巻き込む力を持っています。どれだけの熱量を持って法人の運営をできるか。

これが事業継続するための3つ目のカギです。

④事業継続のための資金はあるか

これは、お金がないと法人の設立すらできないというお話ではありません。法人を強くするために必要なお金を生み出せるかということです。

 

事業継続のためには法人を強くしていく必要があります。強くするためには新たなサービスを常に提供していく必要があります。

そのために、経営者としての自己投資をしたり、法人への設備投資をしたりするためのお金のことです。

投資をすることでお客様に喜んで頂くための新たなサービスを提供できるようになり、そしてお客様が増え、それが事務所を強くしていくという良いスパイラルに入ります。

 

去年までと同じサービスを提供していては、成長しているとはいえません。法人の成長を止めないためにも、資金力というのは必用なのです。

これが事業継続するための4つ目のカギです。

まとめ

一般社団法人を設立するには、強い動機となる目的、情熱、仲間や協力者、そして資金力が必要になります。

設立をご検討中の方は、是非一度立ち止まって考えてみてください。

どうしたら目的が発見できるか、協力者や仲間を増やすことができるか、資金力を付けるためにどうしたら良いか?などでお困りの方は、法人設立後の事業継続を最も大切にする名駅の行政書士事務所シフトアップまでお気軽にご相談ください。